ペット用歯ブラシ
獣医師と歯科医師のダブルライセンスを持つ樋口翔太先生とペットライフメディカルで新規に開発した動物用歯ブラシです。
動物の歯の形と人間の歯の形は違います。なので既存の歯ブラシでは歯磨きがやりづらい箇所があったので、正しく歯磨きをするためには新しい形の歯ブラシを開発する必要がありました。
ヘッドの高さわずか10.4mmと日本一薄く*1しました。
口を大きく開けられない子でも歯ブラシを入れやすくしました。
*1 2023/10月現在
ヘッド部分に15度アングルを 付けました。
上の図で赤い〇の箇所は人間と比べて歯列の角度がきつく歯と頬(ほほ)との距離が短いので、通常の歯ブラシでは入りづらい。
そこで歯ブラシにアングルを付けることで奥歯にも届きやすくし磨けるようにしました
今回この歯ブラシのために特注の毛丈を用意しました。
毛の1本1本にテーパー(角度)を付けることにより柔らかさと清掃性を両立しました。
人間も動物も歯磨きをしないと歯垢はどんどん貯まっていき、歯磨きでは取ることのできない歯石となります。 歯石自体は悪いものではないのですが、歯石を住み家に細菌が繁殖し、毒素を出します。 その毒素が、歯茎を腫らせたり、歯周病の原因となるのでしっかりと歯垢を落とすことが大事になります。 歯周病は世界的に3歳齢以上の犬猫の80%以上罹患しているといわれており,この数値の高さから歯周病は,あらゆる疾患の中でも最も罹患率の高い疾患と思われます。
【出典】小 動 物 歯 科 診 療 の 歴 史 な ら び に 現 状 と 展 望(II)歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。 歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。 さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
参考:日本臨床歯周病学会ホームページより
歯周病は心臓疾患・脳血管疾患を引き起こすと言われております。歯周病の原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなっていきます。さらにプラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まっていきます。 血管が詰まったり細まったりすることにより、狭心症・心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因の一つとされています。参考:日本臨床歯周病学会ホームページより
現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。健康をとりもどすことができるのです。まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。なので重要なのは予防のためにも正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。
そして早期に診断と治療を行うためにも以下の症状が出てきたらすぐに病院に行きましょう
ペットの歯にいきなり歯ブラシを入れてもなかなか磨かせてくれません。歯ブラシを通じてペットにとっても歯ブラシは楽しいものだと認識してもらう必要です。言い換えるのでしたらお座りを教えるのと一緒です。口の中を触っても大丈夫なように餌やほめてあげることで3~5秒間飼い主が触っても嫌がれないようにしましょう。
まずは
まずはペットの歯磨きにかかわる重要な部分に触っても嫌がられないように頑張りましょう!
次にペット用歯ブラシシートもしくはティッシュで掃除してあげれるようになりましょう。
掃除する歯の順番として、外側の前から後ろへ、そして内側の前から後ろへと磨いていきます
となります。
migakettaで歯と歯肉の境目、歯と歯のすき間(隣接名)を中心に丁寧に磨いてあげましょう。目標は一歯5秒ぐらい磨けるようにしましょう。
もしペットが首をひねって歯磨みがきを拒否する反応を示したら、秒数を短くして磨き直してあげましょう。
そして達成出来たらいっぱいいっぱい褒めてあげます。
歯磨きが出来るようにする歯の優先順位は
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